こんにちは
2ndスクールオンライン教室長の
奥田みほです。
「ゲームばかりして!
勉強する気がないなら、中学受験なんてやめてしまいなさい!」
「やだ!受験する!
ゲームはもうやらないから!
がんばるから!」
その翌日、
やはりゲームに夢中…
「ゲームはもうやらないって、
がんばるって、
昨日言ったよね?!
今度こそ、受験はやめさせるからね!」
「やだやだやだ! 絶対やめたくない!」
幾度となく勃発する、終わりなき諍い。
ほとほと疲れ切ってしまいます。
なんとかならないでしょうか…?
でも大丈夫!
親子喧嘩の原因を知れば、喧嘩を無くすことができます!
どうしてこんな言い合いになってしまうのか、
その原因を探ってみるのです。
原因がわかれば、最悪の状況を回避することができます。
受験生なのにゲームばかりしている子どもに、イライラして
「中学受験なんてやめてしまいなさい!」
と声を荒げてしまいますが、
子どもの言動は、きっかけに過ぎません。
喧嘩の原因は、子どもではなく、親の心の中にあるのです。
「自分に原因がある」
と認めることが、解決への第一歩です。
子どもを中学受験させたい。
中学受験するならば、しっかり勉強するべき。
解き直しをして、苦手な単元を潰していけば、成績が上がる。
親御さまなりに
「こうであってほしい」
というものがありますね。
その「こうであってほしい」と「目の前の子どもの姿」が違う。
これがイライラを発生させるのです。
イライラが頂点に達すると
「中学受験なんて、やめてしまいなさい!」
と強い口調で言ってしまいます。
これではうまくいきません。
お子様との会話は、ボールを壁に投げつけるのと同じです。
強く投げると、同じ強さで跳ね返ってくるのです。
強い口調で主張すると
お子様の姿は「こうであってほしい」からどんどん遠ざかっていきます。
「こうであってほしい」というボールを、しゃがんで目線を合わせてそっとお子様の手のひらに乗せられるように。
親御さま自身が変わらなくてはいけません。
さらに
このままでは
「受験はいったいどうなるの??」
と最悪の結果を想像して不安が倍増します。
(最悪の結果を想像してしまうのは、それが親の仕事だからです。
こちらのブログもご覧ください)
このイライラと不安の裏側には、大きく拡がる黒い世界があります。
ママ友は受験することを知っている。
受験を止めるなんて言えない。
途中で止めたら
「成績があがらなかったからだ」
と思われるから。
「中学受験は親が9割」と言われている。
成績があがらないのは、私が受験生の親として失格だから。
自分が親として周りからどう見られているのか
こんな不安と恐怖に支配されてしまうのです。
親として、子どもの中学受験をどう進めたいのか
ご自身の気持ちに向き合って欲しいです。
受験させるのも勉強させるのも
「子どものため」
とよく言いますが、違います。
大抵の場合、スタートは「自分のため」です。
例えば、
「私が親から受けた教育と同等またはそれ以上のものを、子どもに授けたいと思っている。」
「私が語学で苦労したので、子どもには語学習得に良い環境を用意してあげたい。」
「大卒以上でしかなれない職業があるのは事実。
私は有名大学を卒業できれば、職業の選択肢が多いのではと考えている」
このようにスタートは、自分軸の希望で良いのです。
中学受験は
「ただなんとなく、周りがするから」
でスタートすると、偏差値やネット上の情報に翻弄されて辛くなります。
そんな状態は、長くは続きません。
大抵、途中で耐えられなくなり、先に音をあげるのは親の方です。
なぜ中学受験するのか
自分の想いを掘り下げて、それをしっかり握りしめて、伴走することが大切です。
「ゲームばかりして!
勉強する気がないなら、中学受験なんてやめてしまいなさい!」
と声を荒げる前に
なぜ中学受験するのかという想いを軸に
判断するのです。
例えば、
そういえば、私も親に
「漫画ばっかり読んで!勉強しなさい」
と言われていたな。
強く叱られても、余計反発していた。
「時間を上手に使わないともったいないよ」
と伝えてみよう。
語学を頑張ってほしいから
子どもが好きなゲームをする前に、英語のアプリを15分取り組む決まりを提案してみようかな。
有名大学に入るためには、もっと学習時間が必要。
「ゲームで遊んでいてはいけないことは、あなたもわかっているんでしょ。
やめたくてもやめられないならば、預かろうか」
と声をかけてみようかな
もしかしたら
ご自身の気持ちに向き合えたとしても、
対策がすぐには見つからないかもしれません。
わからないなら、わからない。
迷っているなら、迷っていいのです。
「よくわからないのだけど、受験生なのにゲームをするあなたを見ていると、すごく心配になるの」
叱らなくても言えますよね。
そして
ご自身の想いを軸に
「よそはよそ、うちはうち。」
というスタンスを忘れずに。
長丁場のうちで、多少グラつくことがあっても、ある程度は想定内。
ご自身の想いを握りしめて笑顔で伴走。
応援しています!
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奥田みほ@CosorenSupport代表
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