こんにちは
2ndスクールオンライン教室長の
奥田みほです。
中学受験は親の◯◯◯◯が九割
さて、◯◯◯◯には何が入るでしょう?
そうです。答えは「メンタル」です。
中学受験は親のメンタルが九割
この言葉から何を感じましたか?
中学受験は親のメンタルが九割とは
保護者のメンタルがポジティブであれば、受験が成功するよ!
という話ではありません。
その逆です。
今回は、
中学受験において保護者のメンタルは相当にネガティブなものになります。
それをそのままにしていると、大変なことになりますから、早急に対策しましょう!
というお話をします。
そうなの! 本当にそのとおり!!
と思った方は、きっといま相当に辛い状況なのでしょう。
ずっといまの状況が続いてしまうのは良くありません。
すぐに対策しましょう。
何も手を打たないでいると、家庭が崩壊してしまいます。
毎日よく眠れていますか?
休めていますか?
親御さまの心と身体も心配です
このブログを読むことで、内面の整理ができて、
少しでも心の負担を軽減するお手伝いができましたら幸いです。
一方で、まだお子様が低学年の方は
えぇーっ そうなの?!
と未来への恐怖を感じたことでしょう
でも、大丈夫です。
このブログを読むことで、数年後が想像できますね。
想像できるということは対策できるということです。
ですから、怖がらないでくださいね。
皆さま メンタルバランスを保って一緒に受験を乗り切りましょう!
中学受験における保護者のメンタル負荷は、どれほど大きいのでしょうか。
このマイナス負荷の大きさは、経験した人にしかわからないでしょう。
中学受験を終えた保護者の方にアンケートをとったところ
9割以上の方が、
「中受の数年間で”離婚”という二文字が頭に浮かんだことがある」
と答えています。
離婚が頭をかすめる原因は
いずれも、子どもの受験が中心です。
また、これが夫婦間の問題に留まらず、間違いなく子どもに飛び火して、子どもの成長に悪影響を与えるので注意が必要です。
夫婦喧嘩に子どもが巻き込まれるというシンプルな形であれば、まだよいのですが
中学受験がらみの場合、状況が複雑で子どもへの影響も特異です
どのあたりが特異なのか解説します。
これらは、中学受験保護者であれば誰しも経験のあるマイナス感情ですね。
多くの場合、お子様の成績や学習態度は、イライラのきっかけにすぎません。
怒りの根底にあるのは「配偶者への不満」なのです。
配偶者への不満が、子どもに対するネガティブな感情に転嫁してしまうのです。
子どもからすれば、家庭はまさに針の筵のような密室。
非常に危険な状況です。
このような家庭環境が数年続き
子どもの中学進学を機に離婚してしまうケースも少なくありません。
数年に渡り針の筵で過ごし、自分のことが原因で両親のどちらかが家を出ていくことになった子どもの心を想像してみてください。
このような結末に至らないように全力で対策すべきです。
夫婦間の不和をひた隠しにして、人前で仲の良い夫婦を演じてしまう方もいます。
「こんなことになっているのはうちだけ」
と思い込んで、配偶者に対する不満を募らせるご自身を責めてしまう方もいます。
それだけは止めてください。
お子様のためになりません。
冒頭にご紹介したアンケート結果のとおり、
多かれ少なかれ、これはほとんどの中学受験家庭が通る道です。
そしてほとんど一過性のもので、受験が終われば落ち着きます。
ですから、そんなに深刻に考える必要はなく
「最悪の事態」だけを避ける対策を講じれば大丈夫です。
でもどうして、ほぼ全家庭がこんな状況に陥ってしまうのでしょうか
その原因は、親御さまの「本能」です。
「子どもには幸せになってほしい」
と思うのは、親の本能ですよね。
それがあるがゆえに、子どもに対して様々な理想を描いてしまいます。
理想像の例
そしてその理想像への道を壊すのは、悲しいことに配偶者です。
夫婦ともに、子どもへの愛情があります。
でもその愛情の形は必ずしも同じではないのです。
それに気づかず、相手に自分と同じものを求めるからイライラが蓄積されていきます。
そしてその矛先が、なぜか子どもへのイライラに転嫁されるのです。
誰しもが陥る可能性のあるということをご理解いただけたでしょうか。
では、この状況を避けるために、どうしたらよいのでしょうか。
必ずしも夫婦関係が円満である必要はありません。
夫婦間の問題が子どもに影響を与えないように、保護者の心のバランスを維持する2つの方法を紹介します。
これにより、夫婦それぞれが役割分担して子どもの成長を支援することができます。
プロに相談する
1つ目は、悩み事はその都度プロに相談するということです。
プロとはどういう人のことをいうのでしょうか。
私も、子どもの中学受験のときは、度々先輩カウンセラーのお世話になりました。
保護者が「自分の時間」と「自分の世界」を持つ
親御さまご自身が、積極的に
「自分の時間」
「自分の世界」
を持つように心がけましょう。
意外と気づきにくいことですが、実は手軽にできる対策です。
難しく考える必要はありません。
例えば、
塾の送迎中ちょっとした待ち時間に小説を読む。音楽を聴く。絵を描くなどです。
待ち時間があると、ついスマホで受験情報の収集に夢中になりがちですが
ちょっとだけそこから離れて、自分のための「ゾーンに入る時間」を確保しましょう。
ちなみに私が当時、自分をゾーンに放り込むのに使っていたのは「曼荼羅塗り絵」です。
ネット上に無料でダウンロードできる塗り絵素材がたくさんあります。
私は紙+色鉛筆派でしたが、デジタルペイントソフトを使ったデジタル塗り絵ならば、いつでもどこでも手軽にできますね。
よかったらお試しください。
ここまでお読みくださった皆さまへひとこと。
子どもとは、やがて親の能力のはるか上を超えていく存在です。
このことを心の片隅に置いておくと、いろいろなシーンで親御さまの心の支えになります。
たとえ、いまとても大変だったとしても、ずっと同じではありませんから大丈夫。
応援しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
このブログの感想やお子様に関するモヤモヤ、お悩みなどをお聞かせください。
2ndスクールオンラインは、中学受験における親子のポジティブメンタルに注目したオンライン個人指導塾です。
学年途中での転塾は原則的に勧めません。中学受験塾の集団授業では理解を深めにくい単元を2ndスクールオンラインにて1対1で丁寧にご指導いたします。現在お通いの塾と並行してご利用ください。
どのコースも、本ブログ執筆者である教室長 奥田の月1回のカウンセリング料金込みの月謝です。
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