中学受験は本当に必要でしょうか?しない方がいい?のところで、中学受験をするケースと公立中学から高校受験をするケースについて触れましたが、別のアプローチから比較をしてみましょう。
ある大学附属中学は、高校からの募集も行っています。この学校では、附属中学の偏差値は52、附属高校の偏差値は62です。
高校受験のほうが、偏差値が高い=難易度が上がる ので、中学受験して入ったほうが得!かというと、そうとも言えません。なぜなら、中学受験の偏差値と、高校受験の偏差値は、分母がまるで違うので比較対象にはなりえないからです。中学受験の偏差値は、中学受験をしよう!と数年にわたって通塾している児童が分母である一方で、高校受験の偏差値は、私立中高一貫へ進学した以外の、公立中学校すべての生徒が分母となります。(東京都内では中学受験をして私立中学へ進学する人は全体の約3割と言われています。)
書店にて、中学受験の過去問題集と、高校受験の過去問題集の内容を見てみてください。最難関校・難関校は別として、おおむね中学受験と高校受験の入試問題は、使っている言葉が違うだけで(中学受験では方程式を使わないなど)内容として似ていることが多々あります。国語の頻出熟語や同音異義語、異音同義語、反対語、四字熟語にいたっては、ほぼ同じ内容どころか、中学受験のほうが、難易度が高いように感じます。
中学受験後の私立中高一貫校では、中1〜高2までに公立の中1〜高3までの範囲の授業を行い、高3の1年間は大学受験のための演習に充てるという学校が少なくありません。
一方で、中学受験をしない場合は、公立中学に進学してから、3年ごとに2回の入試があり、その2回目は中高一貫校出身の生徒と大学受験を闘います。
どちらが良いということではありませんが、中学受験をするご家庭も、しないご家庭も、この2つのケースの違いは、認識しておくべきことだと思います。
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