小学生が夕方から夜9時まで塾で勉強するなんて異常だ。
小学4年生から6年生の3年間も塾に通うなんてかわいそう。
そんな声が聞こえてきます。
結論から言いますと、中学受験が必要かどうかは、ご家庭の方針によります。
子どもの成長に関することで「絶対にこれが正解」というものもありませんし、中学受験をするかどうかは、ご家族で話し合って決められると良いと思います。
ただし、この「ご家族で話し合って」という点において注意すべきことは、はじめに大人が話し合い、それを子どもに提示し、最終的には子どもが主役になって中学受験に取り組むということが重要です。
子どもが主役 つまり子ども自身が「この学校に入りたい」「入りたいから試験勉強を頑張る」と能動的に取り組むということです。
たとえ、きっかけをつくったのは大人だとしても、大人の意思がはたらいた受験校だとしても、とにかく「子どもが主役」! この体制が作れないのならば、中学受験はやめたほうが良いでしょう。
一方で、「子どもが主役」で取り組めるのならば、私個人的には、中学受験は人生において良い経験になると考えています。
ここからはあくまでも私の個人的意見です。ご家族でお話し合いされるときに、ひとつの考えとしてご参考になれば…。
親と子どもが二人三脚でひとつのことに取り組むのは、中学受験が最後かもしれません。
皆さんが子どもの頃、親と一緒に出かけたのは何歳頃まででしたか。
中学生や高校生になってからは、部活などで忙しく、自分の世界が、家族から学校や部活の友達へと変化していったのではないでしょうか。
受験においても、同じようなことが言えると思います。
中学受験のための塾の送迎、お弁当づくり、テキストや宿題のスケジュール管理、志望校の説明会、出願、入試当日までの体調管理。中学受験の親は、すべきことが満載です。なぜならば、それは子どもが小学生だから。
一方で、高校受験ではどうでしょう?塾選びも志望校選びも、友だちや先輩からの情報が多いかもしれませんね。親がすべきことは、経済的な部分のみといっても過言ではないでしょう。
中学受験を親子で取り組んだ経験は、ずいぶん後になってから、お子様の人生と、ご家族の歴史において大きな影響をもたらします。多くの受験生と保護者の皆さまを見ていて、私はそう感じています。
中学受験をすると、次の受験まで6年間あります。
日本の教育において、受験は避けて通れません。
中学受験をせずに学区の公立中学に進学すると3年後に高校受験、その3年後に大学受験。
中学受験をして中高一貫に進学すると6年後に大学受験。
中学高校の6年間は、ちょうど思春期に重なる時期です。
一生のうちでもっとも多感な思春期に、6年間学校生活が連続し、思春期にどっぷり浸かって自分に向き合う時間がとれるのは、ひとつの価値だと考えます。
私立校で高校からも募集を停止する学校が増えてます。
都内中高一貫校で、高校からの募集を停止する学校が増えています。
また高校からの募集はあれども、中学受験で入学した生徒とは別のクラス、別の授業という学校もあります。
もし中学受験をしない と決めるにしても、一度小学4年生頃に、未来の進学先候補(通える距離の中学と高校)の情報収集をすることをおすすめします。
中学受験はしない と決めたら…
中学受験する と決めたら…
それぞれその先については、また後日お話させてください。
ここまでお読みくださいましてありがとうございます。
公式LINEアカウントで友だち登録をして、感想や質問などメッセージをください。
==友だち募集==
LINE公式アカウント
セカンドスクール南行徳教室・セカンドスクールオンライン
バーチャル学習空間説明会、無料体験会、塾の授業日程等を月に1~2回お知らせしています。
(下記より友だち登録をした上で、メッセージを送ってください)
https://lin.ee/V3bsot7
==Twitterもフォローお願いします==
本番で力を発揮する中学受験@オンライン個別指導塾・自習室
こそれんサポート
https://twitter.com/cosoren