勉強が得意な子と苦手な子は、どこが違うのでしょうか。
…というタイトルにしましたが、実は私は「勉強」という言葉はあまり好きではありません。
語源や本来の意味がどうなのかは別として
「勉める」「強い」というと
どうしても強制されるイメージがあるからです。
ではどうしてこのタイトルにしたかと言いますと
実際に「私は(僕は)勉強が苦手」という言葉をよく耳にするからですね。
他にも
「勉強が出来ない」
「勉強は好きじゃない」
「まったく勉強しない」
様々なバリエーションがあったりします。
そこで、敢えて「勉強が得意な子と苦手な子は、どこが違うのでしょうか。」という問いを立てました。
正しくは
「勉強が得意だと思っている子」と「勉強が苦手だと思っている子」は、どこが違うのでしょうか。
ということになります。
なぜならば、「勉強」を「学び」という言葉に置き換えさせていただくと、学びが苦手な子、嫌いな子、好きじゃない子はいないからです。
「勉強が得意だと思っている子」は、やってみたらできた。うまくいった。という体験をした時に、周りの大人に「ほほぅ いいね」と、それを認めてもらった子
「勉強が苦手だと思っている子」は、やってみたらできた。うまくいった。という体験をした時に、
周りの大人に「そんなのはできて当たり前。これができるならば、どうしてここができないの?」と言われてしまった子。
「そんなのはできて当たり前。」の「そんなの」ができた嬉しさを共感してもらって始めて、その先に進めるのです。
いままでいろいろなお子様をご支援させていただく中で、面倒かと思えるようなことをコツコツと丁寧に取り組めるお子様は、テスト等の成績が上がるのに少し時間がかかりますが、後からグンと伸びます。
手っ取り早く正解することよりも、じっくり考えて、いろいろな方法を試すプロセスを楽しむことに重きを置けるので、深く理解できますし、それを確実に着実に自分の知識として蓄え、それらを応用して学びを拡げていくことができるからです。
万一、目の前のテスト結果につながらなくても、学びのプロセスはずーっと繋がり、一生続いていくものですから。
「こうすればもっと簡単に答えが出るよ」と、つい教えたくなりますが、遠回りしているように見えても、そのお子様にとっては非常に重要な道筋であり、他者がそれを否定したり、妨害したりしてはならないのです。
じっくり何かに取り組んでいる人の横顔は本当に尊いです。
「勉強が得意だと思っている子」は、じっくり取り組むことを認めてもらっている子。
「勉強が苦手だと思っている子」も、周りの大人が関わり方を少し工夫するだけで、すぐに「勉強が得意だと思っている子」へ変わります。
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