2ndスクールオンラインでは、授業とカウンセリングにMaxC理論™を導入しています。
MaxC理論™は、子どもの集中力と学習能力を高めるために、CosorenSupport株式会社(こそれんサポート)が開発した独自のメソッドです。
※MaxC™とはMaximum Concentrationの略です。
大人と子どもは、流れる時間のスピードが違います。どうしてやらないの はやくしなさい と言いたくなったら、大きな深呼吸をひとつ。
子どもが自ら行動を起こすまで待ちます。好意的関心をもって見守ります。
やがて、子どもはいつでも自発的に行動できるようになります。
大人と子どもは服従の関係ではありません。つい、思ったように行動しない子どもにマイナスな感情をもつこともあるでしょう。でも子どもには、子どもなりの理由や考え方がある場合がほとんどなのです。子どものあるがままを一旦受け止めます。そして笑顔で問いかけます。「どうしてそう思ったの?」「どうしてそうしたの?」 自分のことを受け容れてもらえる子どもは、自己肯定感が育ちます。
子どもの気づき、心のうごきを知って「なるほどね!」と感心します。
すると子どもは、安心して自分の気持ちに向き合うことができ、自分の内面を言語化できるようになります。
子どもの気づき、心のうごきを、大人が認めて大人自身も内面を高めていきます。共に心を動かすことで、子どもはさらに自分の気づきを自ら素直に肯定的に認めることができ、さらに深く考えたり、試行錯誤を重ねることが楽しくなります。
MaxC理論™では、親子のかかわりにおいて重要な4つの環境条件を提案しています。
通常の親子関係(大人と子どもの関係)では、大人は子どもを無意識にコントロールしようとします。子どもが思うように行動しないと、子どもに対して怒りの感情を露わにすることもあります。
子どもは大人の期待に応えようと常に大人の顔色を窺いながら自分の行動を決めるようになります。この状態の子どもたちは、しばしばストレスを感じ、やがてストレスから身を守るために、自分で考え行動することを放棄するようになってしまいます。叱られたくないから、大人に言われたことを素直に聞く。嫌なことを渋々やることが日常化します。
そこには子どもの健全な成長はありません。
しかし、MaxC理論™の4つの大切な環境要件を意識して子どもとかかわると、子どもは自然に行動を起こすことを学び、大人も子どものありのままを受け入れることができるようになります。
そして子どもの気づきや感情に共感し、ともに心を動かすことができるようになります。これは、親子の成長を意味します。これらにより、子どもは自信を持って学び、成長することができます。
「どうしてだろう?」
「もっと知りたい!」
「もっとうまくできるようになるには?」
これこそが学びであり、子どもにあるべき成長のプロセスです。